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2020年6月30日火曜日

アップデートから、すごく時間がたってしまったのですが...。

カシオの「余り計算電卓」が品薄になったワケ』という記事が最初だったと思います。 この用途はあるなと。
そして、もともと作っていた電卓アプリmalcをもとに、余り電卓を作りました。おやじギャグで amalc(あまるく)とか命名w。

しかし、完成して提出するも、あえなくリジェクト。理由は Design4.3「ほとんど同じアプリを複数出すとかスパムじゃん」。少し食い下がりましたが、お返事は「元のアプリの機能強化にしたら?」というもの。 ググると、みなさんお困りの様子。 これは闘ってもダメだなと。

ただ、シンプルさがウリなので カシオさんの電卓のように専用キーを足す場所はないし、設定で切替などすると台無しだし、ということでしばらく悩みました。(というか、その課題認識があったので別アプリにしたのだが、何とか突破するしかない状態に)
カシオさんの事例のように薬剤師さんが使うとすると、錠剤が何個かまとまっているシートの数<商>と、バラの錠剤の数<剰余>を計算するときもあれば、普通に有効成分のパーセンテージ計算<小数表記が知りたい>もするでしょうし…

そこで思いついたのが、普通に整数で割り算すると 小数表記 と 余り表記 を両方表示する というもの。整数以外で割ると少数表記のみ。

そして、一旦無事通過したのですが、致命的バグを直後に発見。一旦公開停止し、すぐにバグ修正。そしたらリジェクト。理由は Design4.0 your app were crowded or laid out。 スクリーンショットも付いていたのですが、どこが悪いのか全く分からない…。 iPadで何かレイアウトなどが悪いということなのだろうが....。
バグあり版は、気づいて直ぐに公開停止したのだが、既に500人位の方がアップデートして下さっているので焦る。

もしかしたら?と思ったのは UITableViewで、式と答えの履歴を表示していて、最新のものを一番下に配置していて、当然そちらは全部見えるように気を付けているが、画面の一番上は上部が途切れていても (過去の情報だし)スクロールしてもらえばいいよね?という割り切りをしていること。読みやすいフォントサイズなどは気にしているが、画面解像度やアスペクト比はイロイロあるし、ステータスバーの高さも固定ではないので、テーブルの表示行数は割り切れない場合を許容している。
もしこれだとすると、スクロールしてくれれば問題ない。 ということで、スクロールできることを表現するUIにしてみた。具体的には、起動すると、一瞬スクロールして最新履歴が表示されるようした。

単に再申請したからなのか、上記の修正が良かったのかは不明だが、合格でき、公開することができた。
よかった。

2017年3月23日木曜日


ひさしぶりに malcを強化し、先日アップルさんに申請してみました。

今回のアップデートは2つ。

  1. 「答えの再利用」を「する」場合の挙動を変えました。
  2. 「=」直後のカーソルの位置を常に右端に。


まず1つ目。
再利用できたら便利なこともあるかもと思って作ったオプションですが、自分自身使わないなと。確かに、再利用したいときもあるんです。( )カッコの機能が省かれているので、必然的に式が2つに分かれるので、そーいうときには。例えば、(1+2)x3=という計算をしたいときは、1+2=3 3を再利用して、3x3=9と計算したい。 
ただし、別の計算がしたいことの方が多く、再利用したくない場合の方が多すぎるのが問題です。
で、今回、再利用したいときと、したくないときの違いに思い当りました。

再利用するときは、「=」直後に入力するのは”演算記号”だなと。先ほどの例だと、再利用したい「3」の後には「×」を入力する。 逆にしたくないときは、新しい式を入れるので、”数字”から入れ始めます。 つまり、”演算記号”なら再利用し、”数字”なら再利用しないようにすればいい。 細かくいうと、% や カーソル、BSは再利用する側に入れ、小数点はしない側にしました。

これなら使えそうと、自分自身も「答えの再利用」を「する」設定に替えました。


2つ目は、仕様バグの修正に近いかもしれません。 数字だけの状態でカーソルを動かし、「=」を押すと、カーソル位置が動かない仕様でした。たとえば、「123|」という状態でカーソルを動かし数字を入れ、「125|3」として、「=」をおすと、「125|3」という状態でした。
このままでは、再利用の場合に不便なので、カーソルを必ず右端にすることにしました。


はやく審査とおるといいなぁ…

#objective-c も時々さわって、忘れないようにするのだww

2014年10月26日日曜日

こっそり、普段使いのシンプル電卓 malc(マルク)のバージョン: 1.21が公開になってます。 iPhone6/6Plusの画面解像度に最適化しました。


今日は、レビューへの誘導の話

ストアに★をつけてもらったり、コメントを書いてもらうレビューを書いてもらえたら、開発者として励みになるし、マーケティング効果も高いことは有名ですね。
有用なコメントをもらったり、好意的なレビューをしてもらうテクニックとして、レビューへの誘導タイミングや誘導方法が重要という情報もよく目にします。

いろいろ見てて、参考になる と思ったのは たとえば下記のようなWebページ
レーティング誘導で好評価を貰うには
アプリのレビュー評価はASOに効く!

「誘導は ある程度使ってもらってから」「ゲームならステージクリアしたときなど気分が良い時に」「好評価の工夫として”面白いので評価する/つまらないので評価しない”という誘導の文言にする」などがなるほど!と思いました。


私は、他のアプリを使っていても、起動直後にダイアログを出すものしか見たことがなく、とにかくウザイという認識でした。  そもそもmalcではAdも計算結果を表示した後に出すようにして、邪魔しないように気を付けているし、レイティング誘導は もっともっと 「とにかく邪魔しないように!」「余分なスペースを使いたくない! ということで、Adの領域に誘導バナーを出すことにしました。

iAdのようなデザインでレビュー依頼のバナーを相方に作ってもらい、2%の割合でレビュー依頼を出すようにしました。 これならモーダルダイアログではないのでユーザの作業に割り込みませんし、専用のスペースも取りません。また、何度も誘導されるのもウザイので、一度タップしてもらえれば二度と出ないようにしてあります。

そして、タップされたら、SKStoreProductViewControllerを使って AppStoreに誘導します。 ストリームで飛ばしてしまうとストアアプリに移動してしまいますが、この方法なら、アプリを出ないので元の画面にすぐに戻れ、わざわざ協力してくれた人に負担が少なくていいかと思います。

たくさん、★がつくといいなぁww

2014年9月29日月曜日

無事、ストア申請に通り、 9/24から公開始まりました!

malcのアイコン
普段使いのシンプル電卓 malc(マルク)
無料
バージョン: 1.2


レビュー待ちが長く、いつもより少しかかりましたね。iOS8対応の申請ラッシュでしょうから、仕方ないですね。(AppStoreの中の人ありがとうございます)

公開されたら、次にやるのは宣伝です。
いつもお世話になってる iPhonePlusさんに記事を投稿しました

投稿後、一日に700人以上の方からダウンロードされていました。すごい!


今回は、Searchmanを参考にして、キーワードを見直したりして、検索知名度も急上昇。
「メモリー電卓」 とかでストアで検索すると5位に出てきたりします。

ぜひ、多くの方に試していただきたいです。


2014年9月18日木曜日


他のアプリのiOS8版アップデートを横目に、ストア申請結果を待つ毎日です。

今日は、C(Clear)キーの話しです。


これは市販の電卓や 標準の電卓アプリにもある機能で、直前の数字入力をなかったことにします。
つまり、1080×30と入力した後に、Cキーをタップすると 1080× までしか入力されていない状態に戻ることになります。

malcの場合も同じように動きます。ただ、malcには BS(BackSpace)キーや カーソルキーもあり、「直前の数字入力」を消すだけでは 何か物足りない。。。 ということで、カーソルキーの左側にある数字を消去するという仕様にしました。 要するに、下図のような編集操作ができるということですね。(上段の状態でCを押すと、中段の状態になる。 そしてそのまま数字を打つと下段の状態になる)


このスクリーンショットは iPhoneのカメラや解像度の進化を題材にしていたりします。早くiPhone6欲しいなぁww


プログラム的には、[myTextField offsetFromPosition:toPosition:] でカーソルの位置を求め、先頭からカーソル位置までを対象にして、正規表現[0-9.]+$にマッチする文字列を空文字に置換をかけることで実現できます。 一つ注意としては、myTextFieldに置換結果をセットする前後で、右からのカーソル位置を保存して、戻してやらないといけないことです。これを怠るとカーソルが一番右端に動いてしまって、消した位置に数字を入れ直す操作がしづらくなってしまいます。
int pos = [myTextField offsetFromPosition:myTextField.beginningOfDocument  toPosition:myTextField.selectedRange.start] ;
NSRegularExpression *rex = [NSRegularExpression regularExpressionWithPattern:@"[0-9.]+$" options:0 error:nil] ;
[rex stringByReplacingMatchesInString:text options:0 range:NSMakeRange(0, pos) withTemplate:@""] ;


malcは答えだけでなく 式もメモリーしているので、式の一部の数字を変えて計算しなおすことが簡単です。 そのようなときに、BSキーだけでなく Cキーを使うと便利だと思っています。 




photo by 

2014年9月17日水曜日



週末に「普段使いのシンプル電卓 malc」 のバージョンアップ申請をしました。 iOS8対応、iPhone6対応を含む多くの機能強化、新しいiTunesConnect と 盛りだくさんのアップデートです。 (申請しちゃったら、あとは すんなりレビューを通ってくれることを祈るしかありません)

さて、今回は、キーボードの進化について


きっかけはACキーとBSキーの切り替える機会が多くて面倒だったこと。これを何とかできないかを考え始めました。

最初の思いつきでは、
  • ACキーとBSキーを縦に並べ、その代わりにカーソルキーとして使うキーを1つに減らす 
  • カーソルキーを長押ししたら、すぐ上に、4つのカーソルキーすべてが表示される
という仕様でした。これならACキーとBSキーはとても使いやすくなります。
ただ、色を変える上下キーは滅多に使わないけど、左右キーは良く使うし同時に使う事が多いので、切り替えは面倒そう。 ということでボツにしました。

さきほどのアイディアを改良して、OS標準の日本語入力キーボードのように、フリック入力する方法で解決しようと思いました。
  • 長押しで、キーの上下左右に、隠れていた上下左右のカーソルキーが表示される
  • 表示前でもフリックで入力できる
という仕様です。 ただ、カーソルキーを左端や右端に置けなくなるのでボツ。

ここでいったん検討のキッカケまで戻って、なぜACキーとBSキーを切り替える機会が多いのかを考えました。 
まず答えを求めた直後に、ACを使うことが多いのは想定どおり(ここはACが表示されているのでOK)。 問題は、答えの数字を再利用しないのに、続けて数字をまちがって打ってしまった場合にACを使うこと、しかもその頻度が多いことだと気が付きました(その場合は、BSキー表示から ACキー表示に手動で切り替えないとダメ)。
自動的に答えが再利用されるより、計算結果を使う場合にはメモリをタップして、直前の答えを入力してもらう方が自然のような気がします。 そこで次のような仕様にしました。
  • 「答えの再利用をするか? しないか?の仕様を選んでもらう。デフォルトは「再利用しない」
  • 再利用されない時の答えを、式入力の時より明るい色の表示色にする
2つ目の仕様は、よく見ると答えが再利用されるかが見た目で区別できるようにという目的です。
プログラム的には、UITextViewのtext色よりplacehold色を明るくしておきます。そして再利用されない場合は答えは placeholdに代入します。これでキーを打つと答えが消えるというのが自然に実現できます。

これでおしまいにしてもよかったのですが、Cキーを付けたかったこともあり、キーボードはやはり進化させることに。ACやCキーは、他のキーに比べて誤って押しづらい方がいいということもあり、結局ACキーを独立させました。 場所は、キーボードの領域内ではなく、この記事のトップ写真のように、主表示(物理的な電卓でいうとLCDの部分ですね)領域の左上端にキーを置くことにしました。

さらにさらに、キー配置のカスタマイズができるようにしました。
大昔にCASIOが決めたという電卓型レイアウトは、下から0,1,2,3 ...と配置されます。 一方、 電話型(もう誰もそんな言い方しないプッシュフォンですねw)レイアウトは、上から 0,1,2,3 ...と配置されます。どちらが良いかは人により違うかもしれません。 テンキー以外も、デフォルトでは 演算子が左端 カーソルや=が右端ですが、逆に配置したり、両方とも右側に集めるというレイアウトも選べるようにしました。
具体的には 次のようなプログラミングにしています。
  • ボタンの生成と、配置を同時に行うのをやめ、分割して行う。
  • ボタンを生成(フォントサイズの調整、イベント登録)し、キートップの文字列をkeyとするNSDictionaryに ボタンオブジェクトを格納しておく。
  • 配置パターンは、キートップの配列を複数パターン作っておいて、設定でそれを選択する。
  • 全体レイアウトとテンキーレイアウトが入れ子関係なので、上記配列も入れ子関係で表現しておくき、その2つでボタンを配置を行う。


おまけと言ってはなんですが、キータッチを改善するために、BSとAC/CはUIControlEventTouchUpInside、それ以外はUIControlEventTouchDownでイベント処理するようにしました。 UIControlEventTouchDownにできるのは、ボタンが大きいデザインならではの修正です(ボタンが小さいとミスタッチが増えでかえって使いづらいと思います)。 この修正で、式の入力などはボタンを押したタイミングで反応するので、即応性が高まりました。修正系は押し間違えを防ぐため、わざと即応性を落としボタンを離したタイミングで反応するようにしています。
標準アプリも含めて他のアプリではあまりされていないようなとても細かい修整ですが、キモチ良く使っていただけると嬉しいです。



photo by 

2014年9月8日月曜日


普段使いのシンプル電卓 malcの今回のバージョンアップは盛り沢山になってしまいました。といってもまだアップルへの申請もしていません。まだ、テストやストア用の画像を作ったりしないといけません。
予告の意味を含め、ざっとリストアップしておきます。

◆ACキーを独立させました

当初思っていた以上にACキーとBSキーの切り替えをよく使うこと、そのせいで使いにくいことに気が付きました。 考えた末、最終的にはACキーを独立させています。

◆キー配置をカスタマイズできるようにしました

私にとっては自然なキー配置なのですが、他のアプリとキー配置が違うので、ユーザが既に慣れたキー配置があるのではないか?と思い6種類の配置から選択してもらえるようにしました。

◆C(Clear)機能を作りました

標準電卓でもAC(All Clear)機能の他にC(Clear)機能があります(これらは自動で切り替わるようになっていて、ACが式全体を Cが直前に入力した数字を消去します)。 同等の機能を提供します。

◆メモリーの消去

式や答えのメモリーを消去できるようにしました。

◆キータッチの修正

旧バージョンでは、キーから指を離したら入力されたことにしていましたが、指を置いたタイミングで入力されるようにしました。 細かいですが、応答性が良くなったと感じます。

◆答えの再利用

旧バージョンでは、=を押して出てきた「答え」が 必ず次の式の入力の歳にも残っていて、不要ならACキーで消してもらう仕様でした。 そのままの仕様も設定で選べますが、デフォルトでは、「答え」は次の式の入力を始めると消えるようにしました。

◆計算後アニメーション

電卓の利用目的である答えが出たところで、キモチ良さを演出できないか?と思い、軽めのアニメーションをつけてみました。

◆レビュー誘導

ストアでのレイティングやレビューが殆どないので、ジャマにならない誘導路をつけてみました。



photo by 


2014年1月8日水曜日

カラバリ

 後付でカラーバリエーションをつけることにしました。つまり、キーボード、メモリーの部分の色をいろいろ変えられるようにしようと。 

 パーツがいっぱいあるので、それぞれ色を変えるのは結構面倒です。 しかも実は、一色というわけにはいきません。メモリーは視認性が悪くならないように縞々にしています。
 その面倒を解決する工夫としては、キーボードと メモリーのパーツは 非常に透明度が高い白や黒で着色しています。 つまり、それらを通して一番裏のUIViewが見えているわけです。 なので、このUIView1つだけの色を変えればよいわけです。 (実際には、入力中の計算式の表示エリアの文字色も変えてます)

 5cのカラバリに合わせ、malcは Apple Storeの第一画面もカラバリです。 アイコンもカラバリを意識したデザインです。  そんな一押しのカラバリですが、こんなとても簡単なシカケでできています。



2013年12月28日土曜日

名前

 パートナーから名前の由来を聞かれました。
 Memory Calculatorの略称で、Mcalc、発音しずらいので、Malcにしました(テキトーw)。なんか「まるく」って音がかわいいかなと。 短いのも気に入ってます。
 ググっても、類似品はなさそうだし、英語での変な意味もなさそうなので Malcに決定しました。 

 もうひとつ、アプリの名前を考えます。ストア用の名前は別な名前が付けられ、アプリの特徴が分かり、検索を意識したものがいいということで、「普段使いのシンプル電卓」という修飾子を付けました。毎日のちょっとした計算に使ってもらいたいという気持ちから来ています。

 アイコンが円で構成されているのも、色の三原色の意味もあるのですけど、「丸く」からきているのではないかと勝手に思っていたり。 アイコンは、いつものようにパートナーがデザインしてくれているので、勝手に思っているだけですけどw。

2013年12月18日水曜日

コーディングスタート

 設計ができたので、そろそろコーディング開始です。
 まずは電卓なので、数式から答えを求める計算ロジックを作ります。 折角なのでw、ちゃんと優先順位つきのものが作りたい。1+3*3が先に足し算をして12になる電卓もあるけど、算数のルールどおりに掛け算を先に実行して10になってほしい。

 Rubyなら文字列で式を渡せば計算してくれたりしますが、どうやらそんな都合よいことはないので、自力で作ることになります。
 すぐに思いだしたのは、yacc, lex。大学の授業の課題で電卓作りました。 探せばソースもあるだろし、C言語なので使えると思うけど、コードが大きくなりそうな気がするのでボツに。
 次に思い出したのは、forthというか逆ポーランド計算(RPN)。懐かしいとか思いながら、これで作ることにしました。
通常の式からRPNに変換するために、2状態のオートマトンとスタック2つを使いました。 RPNになっちゃえば、計算は簡単。 演算子の計算に必要な個数の数字をスタックから取り出して計算するだけw。

といってもテストが煩雑なので、今回はじめてテストコードを書いてみました。 アタマでは分かっていてもやったことのないテストファースト。 なかなか面白いと思いましたが、この手のテストは教科書通りなので、簡単だったからかもしれません。 UIとか通信とか絡むと、難しいのかも。

2013年12月15日日曜日

広告

 普段使いのシンプル電卓malcの開発日記のづづき です。

 広告を入れたいと思いました。 理由は、使ってもらえているのが分かるから。 ダウンロード数だと、どのくらいの頻度で使ってくれているかまでは分かりません。落としただけで使ってないかもしれないし、もしかしたら毎日使ってくれてるかもしれない。 でも、広告をいれると、そこまで分かるというのがモチベーションになります。
(実際、収入という意味では、あまり意味のある数字にはなりません、いまのところw。) 

 そういう理由ということもあり、広告は出すが、操作の邪魔はできるだけしたくない。 他の方の作品のレビューで、「起動時に広告読み込みがあるせいでサッと使い始められない」というのがあって、気になったのです。

 というわけで、広告の表示タイミングを工夫してみました。 起動直後は、広告は表示されません。 計算が終わったら、つまりイコールを押して計算結果が出てから広告を表示します。また、メモリーの領域を縮めて表示するので、メモリーを操作したら消えるようにしました。

 実際に使ってみて、邪魔になってない気がしています。自己満足な感覚でないといいのですが。

2013年10月29日火曜日

コンセプト


 メモリー機能を特徴に決めたところで、次はコンセプトづくりになります。
 関数電卓を使う、理系なヒト・理系な利用場面なら、普通のメモリー機能でもいい気がします。逆に言うと、使ってほしい人や場面として、普通の人用、普段使い用、と絞込みました。 ステレオタイプ的に言うならば、OLさんをイメージしてみました。

 絞り込んだターゲットに合わせると、多機能路線ではなく、感覚的な面に訴えるべきということで、シンプルなGUI、流行のフラットデザイン、カラバリという路線が浮かびます。


 後付ですが、5cのカラバリに合わせると見栄えがいい・・・ ということで、のちのちカラバリは重要度が上がっていきます。 ストアの第一画面も、カラバリが一押しです。 アイコンもカラバリを意識したデザインに変わっていきました。カラバリの変更も画面切り替えしないようにしてます。


 そのようなコンセプトの電卓について、ストアに上がっている他の方の作品も調べてみました。同系アプリの中では、メモリー機能の工夫が味付けとしてちょうどいい気もします。 綺麗系楽しい系から、楽しく使える系に位置づけを少しだけフルというか。。。

 シンプルなGUIにするために、基本的に画面切り替えをしないことにしました。普段使いを考えて、計算機能を四則演算とパーセント演算だけに絞り、代わりに標準のテンキーに比べても、キーを大きくしました。 この大きなキーとフラットデザインが合いそう。
 入力中は式の入力に集中できるように、計算途中結果の表示は端折ることにしました。これで、イコールを押すまでは、エディターのような使い勝手になります。そして、バックスペースとカーソル移動をつけて、式を編集できるようにして、打ち間違えを直したり、式を再利用するときにも便利なようにしました。 

 たかが電卓ですが、決めるべきオプションは結構沢山あるものです。

2013年10月25日金曜日


先日、 iPhonePLUSにも載ってウキウキですw
今回は、crenieqの新アプリ誕生!malc(マルク)でもご紹介した「シンプル電卓 malc」の開発日記的なものを書きたいと思います。




はじまり


 なぜ電卓を作り始めようと思ったか。。。 なんでだっけ?w (オイ!)

 作りかけがいくつかあって、それぞれそれなりに進んでるけど未完成。 達成感を味わってモチベーションを維持したい! と考えて、簡単に完成しそうなネタとして選んだのがはじまりでしょうか。。。

 といっても、たとえ小さくても、新しいアイディアがなければ作る意味がない! 第一楽しく作れない!ということで、メモリー機能を簡単な概念にする方法を思いついたからかもしれません。

電卓によくあるメモリー機能。M+とかM-とか、分かりにくい機能という気がしませんか? エンジニア視点からすると 理解はできるですが、あらためて利用者視点で見ると「よく観るけど、何でこうなの?」という気がします。
 メモリー機能は、要は「値が再利用したい!」ということだと解釈しました。
だったら、履歴に残しておいてワンタップで再利用できるようにするのが自然な気がして、GUIをイメージしました。

 同じネタのものがあっては意味がないので、ストアに上がっている他の方の作品も調べてみました。  履歴が閲覧できるものもありました。 Kalc というアイコンに数字の5が入っているのが印象的なアプリや、アニメーションが美しいLluminoなどが見つかりました。 この2つには後々まで、かなり影響を受けたかもしれません。

両方とも素晴らしい!でも、自分がイメージしたものと少し違う。 
小さな違いですが、別画面で履歴閲覧できるタイプは他のアプリにもいろいろありましたが、沢山一覧できるというメリットはあるものの、一瞬ですが記憶に頼る点が気になりました。 普段、繰り返し使う電卓としては、「あれ?何計算しようと思ったんだっけか?」という一瞬にこだわりたいなと。 
Kalcは、同一画面で履歴閲覧できるけど、再利用がワンタップでできないコピペタイプでした。 これとも些細だけれど、差がある気がして、これを新しいアイディアということで作り始めました。

2013年10月20日日曜日

ハマったことシリーズ No10.

今回は、「アプリ名を間違えて申請した」です。


ストア用のアプリの名前は「普段使いのシンプル電卓 malc」とするつもりでした。どんなアプリか名前だけでも分かるようにと考えました。
(iOSアプリの名前はいくつかあって混乱します。 iPhone上で表示される名前は、単に「malc」です)

ところが、ケアレスミスでアプリ名は「malc」としてしまって、「普段使いのシンプル電卓 malc」の方は説明文に書いていました。

しかも、間の悪いことに、名前は検索対象というのを どこかのサイトで教えてもらっていたので、検索キーワードに「電卓」と入れてませんでした。
結果、最重要キーワード「電卓」での検索が出来ないことに。(トホホ)

キーワードも名前もレビュー開始後は変更できません。
慌てて、次の版を申請することに。あららららw  

ということで、近々 version1.1が出ます、そして、ストア上での名前が変わります。

2013年10月19日土曜日

新しいアプリで、また新たにハマったので記録しておきます。ハマったことシリーズNo9。

今回は、「iAdが表示されない」です。

デバッグしているときには、Test adは表示されていました。 レビュー前に、iAdを使う設定もできて、iTunesConectのステータスもlive adsになりました。 なのにiAdが表示されない! なんでfillrateがゼロなの?

ググっても事例出てこないし、焦りました。
(実は、広告表示の部分、少し変わったことをしていて、appleからNGと言われるのではないかという心配もあったのです。 これについては、また今度書きます。)

仕方がないので、contact usから問い合わせました。 (日本語でオッケーだった事例もあるようですが、メールが来て英語で!と言われてしまいました(苦笑)) 

結論は、申請に通過したばかりの時は、a few days待ったら出るとのこと。

広告なしアプリと思ってたのに…と言われそうで怖いですが仕方ない。 待っている間に、何度もググって事例も見つけました。 

10/16 早朝5時に通過して、待つこと3日。 10/19の9時くらいから、広告が出始めました。 一安心です。

2013年10月17日木曜日

日本代表応援アプリのサポータルが生まれてはや1年と3ヶ月。
ついにcrenieqの新しいアプリが誕生しました。
名前は普段使いのシンプル電卓ーmalc(マルク)ーです。

電卓アプリはたくさんありますが、機能を絞って普通に使える便利なアプリを目指しました。

リリース記念に今回はmalcの良い所をポイントを絞って説明していきましょう。

1.かんたん!カラフル!ワンダフル!

まずは色。最初の画像で何で5色?と思われた方も多いと……信じてます。
この色、簡単に変えれるのです。
このように、テンキーの△▽キーで色を変えれますから、自分のiPhoneに似合う色をチョイスできます。5cのユーザーさんには喜ばれると……信じてます。

2.さらにカスタマイズ!自分色にmalcを染めて!

5色!!?少ないなぁと思ったそこの貴方!そんな貴方にもぴったりな機能がこちら
そう!RGBで色を指定できるのです。
やり方は簡単、テンキーで数値を入力するのです。
.R(0-255).G(0-255).B(0-255)の後に=を押すだけ!
例えばゴールドっぽい色を出すならテンキーで「.201.160.99」と押して「=」をポチっと。
そうしたら5色とは別のオリジナルな色が生成されます。
数値を色々変えて好きな色を作って自分だけのアプリにしてください♪

3.左手操作で差をつけろ!

利き手が右の人……もちろん多いですよね。
右手って何かと塞がりやすいです。何かを持ったり、書いたり、描いたり。
そんな時に何かと手持ち無沙汰になりやすい左手で操作しやすいようにしました!

四則演算(+ー÷×)を左にご用意いたしました。
これ、他の電卓にない機能です。どれを見ても右が主流。だから敢えての左にもってきて左手親指に操作をゆだねやすい形にしました。きっと使えば使う程「なるほど!」と思ってくれるに違いない。まずは慣れない人も多いかもですが、左手で操作してみてください。

4.履歴が使える!できるヤツ!

計算したら上に履歴がずらっと表示されます。最大20個覚えてくれます。
そして他とちょっとだけ違ってちょっとだけ便利な所がコチラ!

そう、履歴を利用して計算をさらに展開する事も可能なのです。
再計算なんかもラクラクです。もちろん、RGB入力の数値も履歴をタップする事で再度使えますから、前にカスタマイズした色がよかったな〜という時にも便利ですよ。


いくつか機能を説明しましたが、楽しんでいただけましたか?
こんな感じのアプリ、malcさんです。ぜひiPhoneにiPadに入れて使ってみてくださいね。
実はiPadで使うのも操作しやすいから私は気に入っていたりします。
ぜひアプリを落として一度使ってみてください。
使い心地などは評価とレビューの所に書いてくださると、とても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

普段使いのシンプル電卓malc(マルク)