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2020年6月30日火曜日

アップデートから、すごく時間がたってしまったのですが...。

カシオの「余り計算電卓」が品薄になったワケ』という記事が最初だったと思います。 この用途はあるなと。
そして、もともと作っていた電卓アプリmalcをもとに、余り電卓を作りました。おやじギャグで amalc(あまるく)とか命名w。

しかし、完成して提出するも、あえなくリジェクト。理由は Design4.3「ほとんど同じアプリを複数出すとかスパムじゃん」。少し食い下がりましたが、お返事は「元のアプリの機能強化にしたら?」というもの。 ググると、みなさんお困りの様子。 これは闘ってもダメだなと。

ただ、シンプルさがウリなので カシオさんの電卓のように専用キーを足す場所はないし、設定で切替などすると台無しだし、ということでしばらく悩みました。(というか、その課題認識があったので別アプリにしたのだが、何とか突破するしかない状態に)
カシオさんの事例のように薬剤師さんが使うとすると、錠剤が何個かまとまっているシートの数<商>と、バラの錠剤の数<剰余>を計算するときもあれば、普通に有効成分のパーセンテージ計算<小数表記が知りたい>もするでしょうし…

そこで思いついたのが、普通に整数で割り算すると 小数表記 と 余り表記 を両方表示する というもの。整数以外で割ると少数表記のみ。

そして、一旦無事通過したのですが、致命的バグを直後に発見。一旦公開停止し、すぐにバグ修正。そしたらリジェクト。理由は Design4.0 your app were crowded or laid out。 スクリーンショットも付いていたのですが、どこが悪いのか全く分からない…。 iPadで何かレイアウトなどが悪いということなのだろうが....。
バグあり版は、気づいて直ぐに公開停止したのだが、既に500人位の方がアップデートして下さっているので焦る。

もしかしたら?と思ったのは UITableViewで、式と答えの履歴を表示していて、最新のものを一番下に配置していて、当然そちらは全部見えるように気を付けているが、画面の一番上は上部が途切れていても (過去の情報だし)スクロールしてもらえばいいよね?という割り切りをしていること。読みやすいフォントサイズなどは気にしているが、画面解像度やアスペクト比はイロイロあるし、ステータスバーの高さも固定ではないので、テーブルの表示行数は割り切れない場合を許容している。
もしこれだとすると、スクロールしてくれれば問題ない。 ということで、スクロールできることを表現するUIにしてみた。具体的には、起動すると、一瞬スクロールして最新履歴が表示されるようした。

単に再申請したからなのか、上記の修正が良かったのかは不明だが、合格でき、公開することができた。
よかった。

2017年10月31日火曜日

「壁ごよみ」の開発日記の二回目です。

Appleさんの申請にパスしました。出荷日の11/3の前にパスして良かった!!
iPhoneX対応もしているので、スクリーンショット登録できるようになったらしいので、やらねば。


今回は、操作方法の設計についてです。

このアプリは、ロック画面用のカレンダー付壁紙写真を作成するアプリです。
目的としては、かなり単純な部類なので、それにマッチしたサクサクした使い心地にしたいと考えました。

ただ、操作手順としては沢山のステップが必要です。
  1. カメラロールから写真を選ぶ
  2. 表示する月を選ぶ
  3. 写真の拡縮をする
  4. 写真の主題に被らないカレンダーの配置をする
  5. カレンダの拡縮をする
  6. カレンダーの文字の配色を決める
  7. カレンダーの文字フォントを決める
  8. カレンダーの文字の枠内の配置を決める
  9. 写真を保存
  10. 写真アプリで、壁紙に設定する
サクサクした使い心地にするために、この操作手順をできるだけ簡略化したいと考えました。
1は、写真変更のボタンを押す手間を削減するために、アプリの起動後に写真選択画面をすぐに起動する設定を設けました。
2は、起動日にもとに表示月を自動計算することにしました。少し工夫したのは、来月1日と同じ週に起動した場合は、今月ではなく来月のカレンダを表示することにしたこと。
3、4,5は、利用頻度は低いと想定し、ピンチなどで操作できるようにしつつ、元のサイズ・配置に戻せるようなUIにしました。
4,6,7,8は、利用頻度が高いと想定し、自由に設定するのではなく、いくつかの選択肢を順に提示することにしました。
10は、9の操作後に写真アプリを起動するダイアログをつけました。

その結果、かなり操作ステップが少なくなり、ほとんどボタンのタップだけで壁紙をつくることができるようになりました。


2017年10月27日金曜日

今回は、「壁ごよみ」の開発日記です。

このアプリ、一言でいうと、ロック画面の壁紙にカレンダーを表示する専用の画像編集アプリという感じでしょうか。 まぁ、先人達のアプリがたくさんあります。

電卓のmalc、 世界時計的なWTimeCalc、タイマーアプリのadj.timer など なんでレッドオーシャンばっかり攻めるのか?と、企画部門のシニアマネージャをしていた経験から、自分自身を小一時間説教したくなるところですw

当然、開発に至った経緯というのがあります。

まず、自分自身、iPhoneを買ってからずっと、ロック画面にカレンダーを表示していたのです。 そのために、たくさんのアプリを使ってまいりました。
古くは Q Calendar 、つい最近までは L.S.Calendar など。

なのですが、開発者の皆様 使われていないのか、現在の機種/OSに未対応とか、写真が90°回転してしまうとか、致命的な状態です。 その他のものも、デザイン的にどうしても気に入らない。。。

つまり、最初は 仕方なく という理由でした。

ところが、いつものように デザインを美しくとかだけでなく、何か新しいアイディアが伴っていないと、開発できないタイプでして。 

ちなみに、
malcは、メモリー(M+とかM-とか)の分かりやすい概念を思いついた。
WTimerCalcは、ある瞬間の世界時計ではなく、飛行機旅行のようなスケジュールを扱える世界時計が欲しかった。
adj.timerは、カウントダウン中に時間を足し引きできるタイマーが欲しかった。
という、something newがございます。

で、壁ごよみのsomething newは、標準カレンダアプリ上の予定を読み込んで、マークをつけられるという機能になります。 例えば、誰かの誕生日には●を、デートには♥を、と印をつける機能になります。


っと書いておいてなんですが、Appleさんに申請したばかりで まだパスしておりませんw
デザイナーが購入予定のiPhoneXにも対応させたので、予約日の10/27に申請できるように頑張ってみました。11/3の前にパスしますよーに。


2016年11月4日金曜日

また新しいアプリをストア公開しました。 タイマーアプリです。

今回は、このアプリのメイキングオブ的なお話です。


実は、はじめからタイマーアプリを作りたかった訳ではないのです ^^;;

別なアプリを考えている時に、数字の入力方法の新しいUIを思いつきました。
新しいUIというのは、ボタンです。 タップするとボタンに書かれた数字が入力できます。 そして、ドラッグすると大きくなり、大きくなるにつれて、入力できる数字も大きくなります。 その状態で指を離すと その時の数字が入力されます。
あまり見たことがない操作方法なので、ドラッグ&リリースとか勝手な名前を付けています。^^;;

先ほどのアプリ自体は、行き詰ったというか、少し飽きてほったらかしです。(最近、そのパターンが増えましたww)
でも、このUIを試してみたくて、簡単に作れそうで、数字の入力が主であるモノとしてタイマーを思いついたという次第です。




流石に、これだけでは つまらないので、タイマー自体の機能も少し工夫してみました。
タイマーって、スタートさせると、一時停止ぐらいしかできませんよね? それを、カウントダウン中にも 時間を調整できるようにしてみました。
出来上がって自分で使ってみると、この逆転が ちょっとキモチいい。 とりあえず、タイマーを開始して、それから何分にするかをゆっくり考えられる。 ただそれだけなのに、ラクちんなんです。


という訳で タイマーアプリができました。
いつものように無料アプリですので、よろしければ是非お試しください。

2016年8月30日火曜日

今回は、iTunesConnectでのアプリスクリーンショットの簡易提出関連の覚書です。

iPhone、iPadとも最大サイズのスクリーンショットをアップロードすればよくなりました。

  • iPhoneは 5.5inch サイズの1242×2208
  • iPadは Proサイズの2048×2732

当然、最近はAutolayoutで作っているので、640x960、640x1136、750x1334、1242x2208、・・・などと解像度が違えば、表の表示個数が変わったり、細かな違いはあるものの大枠は同じです。 ありがたく使っちゃいましょう。(新しく作ったアプリが、ユーザの方にウケたら、イロイロ凝るという戦略もアリでしょうw) 

解像度の違うマシンも画面かも知れないことのヒントも兼ねて、iPhoneへのはめこみ合成をしましょう。  現在、LaunchKitが使えないので、そーいう時は iPhone Screenshot MakerなどでiPhoneへのはめ込み合成をします。
文字入れとか凝ったレイアウトなんかは power pointとか使うこともあります。 そのときは21.03cm×37.389cm(iPadは proの1/2サイズで17.37cm×23.13cm)の画像を作って、多少解像度が違うところは Macのプレビューでサイズ変更すのが楽ちん。 どうせ、プレビューの書き出しでαチャンネル無しにしたるするしねw


2013年10月17日木曜日

日本代表応援アプリのサポータルが生まれてはや1年と3ヶ月。
ついにcrenieqの新しいアプリが誕生しました。
名前は普段使いのシンプル電卓ーmalc(マルク)ーです。

電卓アプリはたくさんありますが、機能を絞って普通に使える便利なアプリを目指しました。

リリース記念に今回はmalcの良い所をポイントを絞って説明していきましょう。

1.かんたん!カラフル!ワンダフル!

まずは色。最初の画像で何で5色?と思われた方も多いと……信じてます。
この色、簡単に変えれるのです。
このように、テンキーの△▽キーで色を変えれますから、自分のiPhoneに似合う色をチョイスできます。5cのユーザーさんには喜ばれると……信じてます。

2.さらにカスタマイズ!自分色にmalcを染めて!

5色!!?少ないなぁと思ったそこの貴方!そんな貴方にもぴったりな機能がこちら
そう!RGBで色を指定できるのです。
やり方は簡単、テンキーで数値を入力するのです。
.R(0-255).G(0-255).B(0-255)の後に=を押すだけ!
例えばゴールドっぽい色を出すならテンキーで「.201.160.99」と押して「=」をポチっと。
そうしたら5色とは別のオリジナルな色が生成されます。
数値を色々変えて好きな色を作って自分だけのアプリにしてください♪

3.左手操作で差をつけろ!

利き手が右の人……もちろん多いですよね。
右手って何かと塞がりやすいです。何かを持ったり、書いたり、描いたり。
そんな時に何かと手持ち無沙汰になりやすい左手で操作しやすいようにしました!

四則演算(+ー÷×)を左にご用意いたしました。
これ、他の電卓にない機能です。どれを見ても右が主流。だから敢えての左にもってきて左手親指に操作をゆだねやすい形にしました。きっと使えば使う程「なるほど!」と思ってくれるに違いない。まずは慣れない人も多いかもですが、左手で操作してみてください。

4.履歴が使える!できるヤツ!

計算したら上に履歴がずらっと表示されます。最大20個覚えてくれます。
そして他とちょっとだけ違ってちょっとだけ便利な所がコチラ!

そう、履歴を利用して計算をさらに展開する事も可能なのです。
再計算なんかもラクラクです。もちろん、RGB入力の数値も履歴をタップする事で再度使えますから、前にカスタマイズした色がよかったな〜という時にも便利ですよ。


いくつか機能を説明しましたが、楽しんでいただけましたか?
こんな感じのアプリ、malcさんです。ぜひiPhoneにiPadに入れて使ってみてくださいね。
実はiPadで使うのも操作しやすいから私は気に入っていたりします。
ぜひアプリを落として一度使ってみてください。
使い心地などは評価とレビューの所に書いてくださると、とても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

普段使いのシンプル電卓malc(マルク)