2013年10月29日火曜日

コンセプト


 メモリー機能を特徴に決めたところで、次はコンセプトづくりになります。
 関数電卓を使う、理系なヒト・理系な利用場面なら、普通のメモリー機能でもいい気がします。逆に言うと、使ってほしい人や場面として、普通の人用、普段使い用、と絞込みました。 ステレオタイプ的に言うならば、OLさんをイメージしてみました。

 絞り込んだターゲットに合わせると、多機能路線ではなく、感覚的な面に訴えるべきということで、シンプルなGUI、流行のフラットデザイン、カラバリという路線が浮かびます。


 後付ですが、5cのカラバリに合わせると見栄えがいい・・・ ということで、のちのちカラバリは重要度が上がっていきます。 ストアの第一画面も、カラバリが一押しです。 アイコンもカラバリを意識したデザインに変わっていきました。カラバリの変更も画面切り替えしないようにしてます。


 そのようなコンセプトの電卓について、ストアに上がっている他の方の作品も調べてみました。同系アプリの中では、メモリー機能の工夫が味付けとしてちょうどいい気もします。 綺麗系楽しい系から、楽しく使える系に位置づけを少しだけフルというか。。。

 シンプルなGUIにするために、基本的に画面切り替えをしないことにしました。普段使いを考えて、計算機能を四則演算とパーセント演算だけに絞り、代わりに標準のテンキーに比べても、キーを大きくしました。 この大きなキーとフラットデザインが合いそう。
 入力中は式の入力に集中できるように、計算途中結果の表示は端折ることにしました。これで、イコールを押すまでは、エディターのような使い勝手になります。そして、バックスペースとカーソル移動をつけて、式を編集できるようにして、打ち間違えを直したり、式を再利用するときにも便利なようにしました。 

 たかが電卓ですが、決めるべきオプションは結構沢山あるものです。

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