2012年8月1日水曜日

よく人に「『グラフィックデザイナー』ってどんな仕事?」と聞かれます。
説明に困る事が多かったりします。
説明しずらく、理解されにくい仕事だと思います。
なので私なりの説明をここでさせてもらおうかとまとめてみました。

1.本や広告を作る時に大体必要な人々は?

クライアントさん………お仕事を依頼する人
カメラマンさん…………写真を撮る人
イラストレーターさん…絵を描く人
ライターさん……………文章を書く人
編集さん…………………全体をまとめる人
(広告の場合は広告代理店さんがやったりしますね。)
デザイナーさん…………見栄えを作る人

この時に?となるのです。
デザイナーさんは上記の通り『見栄えを作る人』なのですが
それは編集さんとかがやるんじゃないの?という風になるんです。
絵を描くの?というとそれもちょっと違う……。

2.で、改めて編集さんとデザイナーさんの違いは?

編集さんは「みんなのとりまとめをするマネージャーさん」と思ってもらえると
わかりやすいかもしれません。

雑誌や広告などのページを作る!と決定すると
そこにどんな写真が、イラストが必要か不要か。
さらにどんな文章を載せるべきか、どんな雰囲気がいいか。

それをとりまとめて、カメラマンさんやライターさんを選定していくのです。
それらが決定されるとデザイナーさんに相談しに来るのです。
(もちろん決定しないままに、どうしましょう?と持ってくる人もいます。)

3.グラフィックデザイナーという仕事

広告代理店さんの中や雑誌編集部、印刷会社さんなどの中には
デザイナーさんを常駐させておいてそこで仕事を受けて作成する、という所もありますが
大体は外注にお願いする事が多いと思われます。
編集さんや広告代理店の人などは間をとりまとめたり、調整してもらったり。
その中で色んな人の意見やお話を聞いて実際に目に見えて形にする仕事、
それがグラフィックデザイナーだと思います。

ウィキペディアのグラフィックデザイナーの項目には
グラフィックデザインやグラフィック・アートの領域にあって画像、タイポグラフィ、モーション・グラフィックスなどを組み合わせてデザイン作品を制作するデザイナーである。パンフレットや広告のような出版・印刷される媒体、もしくは電子的な媒体のためのグラフィックを主に作成する。
と書かれています。でも芸術ではなくて、商業デザインです。
クライアントのニーズに合わせます。極力合わせて、その中でベストを探ります。
逆に言うと、芸術的なデザインはまた異なる業種です。


ということでお分かりいただけましたでしょうか?
今度は自分のやっているグラフィックデザインな事も書いてみたいと思います。

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