ハマったことシリーズ No18.
今回も、開発の細かな話です。アトリビュート付の文字列の描画がとても遅いという現象に出くわしました。
やろうとしていた状況としては、40個位のUILabelがあって、それらに影つき文字列を設定しました。 その文字列の生成は、
という感じで作っていましたが、表示がえらく遅い。。。 この表示が遅いという点に囚われてしまい、小さな文字だったので気づかなかったのですが、実は影も表示されていませんでした。
半ば表示が遅いことを諦め、しばらく後に気が付いた影が表示されていないことに着目して調べていくと、offsetに想定の10倍の値を入れていました。つまり影の長さが長すぎる場合、描画が遅い現象になることが分かりました。ほとんど視認できないくらい薄い影を、真面目に画像計算をしていたという事なのでしょう。
プロファイラ―で調べたりイロイロしても、なかなか気づけませんでした。 いくら道具が優秀でも、視点がそこにないと分からないという典型でしょうか。 ハマりました。
今回も、開発の細かな話です。アトリビュート付の文字列の描画がとても遅いという現象に出くわしました。
やろうとしていた状況としては、40個位のUILabelがあって、それらに影つき文字列を設定しました。 その文字列の生成は、
let shadow = NSShadow()
shadow.shadowColor = .black
shadow.shadowBlurRadius = offset
let aStr = NSMutableAttributedStrings(string:"text")
aStr.addAttributes([NSShadowAttributeName:shadow], range: NSMakeRange(0, aStr.length))
という感じで作っていましたが、表示がえらく遅い。。。 この表示が遅いという点に囚われてしまい、小さな文字だったので気づかなかったのですが、実は影も表示されていませんでした。
半ば表示が遅いことを諦め、しばらく後に気が付いた影が表示されていないことに着目して調べていくと、offsetに想定の10倍の値を入れていました。つまり影の長さが長すぎる場合、描画が遅い現象になることが分かりました。ほとんど視認できないくらい薄い影を、真面目に画像計算をしていたという事なのでしょう。
プロファイラ―で調べたりイロイロしても、なかなか気づけませんでした。 いくら道具が優秀でも、視点がそこにないと分からないという典型でしょうか。 ハマりました。