今回は、「壁ごよみ」の開発日記です。
このアプリ、一言でいうと、ロック画面の壁紙にカレンダーを表示する専用の画像編集アプリという感じでしょうか。 まぁ、先人達のアプリがたくさんあります。
電卓のmalc、 世界時計的なWTimeCalc、タイマーアプリのadj.timer など なんでレッドオーシャンばっかり攻めるのか?と、企画部門のシニアマネージャをしていた経験から、自分自身を小一時間説教したくなるところですw
当然、開発に至った経緯というのがあります。
まず、自分自身、iPhoneを買ってからずっと、ロック画面にカレンダーを表示していたのです。 そのために、たくさんのアプリを使ってまいりました。
古くは Q Calendar 、つい最近までは L.S.Calendar など。
なのですが、開発者の皆様 使われていないのか、現在の機種/OSに未対応とか、写真が90°回転してしまうとか、致命的な状態です。 その他のものも、デザイン的にどうしても気に入らない。。。
つまり、最初は...
2017年10月27日金曜日
2017年10月26日木曜日
16:00 by 部長No comments
ハマったことシリーズ No19
今回も、開発の細かな話です。ハマったシリーズNo18では、UILabelに影付き文字列を設定していてハマった話をしましたが、今度はフォントによってUILabelが欠ける(特に、斜体系の場合)という現象に出くわした話です。
影付き文字列なので前後にスペース文字列を足して影の領域を確保していました。
左揃えの場合は、ちゃんと影もクロッピングされず綺麗に表示されています。 しかし、右揃えの場合は、文字が途中でクロッピングされてしまいます。スペース文字の個数などを増やしても表示に変化がありません。
なぜだ?? ということで、Debug view Hierarchyで見てみると、右揃えの場合、末端のスペース文字(全角・半角とも)が無視されるようです。(怒!! w)
Google先生に伺っても聞き方が悪いのかお答えが聞けず 散々悩んだ末、透明の文字列を末尾に追加することにしました。
let...
2017年6月29日木曜日
14:33 by 部長No comments
ハマったことシリーズ No18.
今回も、開発の細かな話です。アトリビュート付の文字列の描画がとても遅いという現象に出くわしました。
やろうとしていた状況としては、40個位のUILabelがあって、それらに影つき文字列を設定しました。 その文字列の生成は、
let shadow = NSShadow()
shadow.shadowColor = .black
shadow.shadowBlurRadius = offset
let aStr = NSMutableAttributedStrings(string:"text")
aStr.addAttributes([NSShadowAttributeName:shadow], range: NSMakeRange(0, aStr.length))
という感じで作っていましたが、表示がえらく遅い。。。 この表示が遅い...
2017年3月23日木曜日
13:59 by 部長No comments

ひさしぶりに malcを強化し、先日アップルさんに申請してみました。
今回のアップデートは2つ。
「答えの再利用」を「する」場合の挙動を変えました。
「=」直後のカーソルの位置を常に右端に。
まず1つ目。
再利用できたら便利なこともあるかもと思って作ったオプションですが、自分自身使わないなと。確かに、再利用したいときもあるんです。( )カッコの機能が省かれているので、必然的に式が2つに分かれるので、そーいうときには。例えば、(1+2)x3=という計算をしたいときは、1+2=3 3を再利用して、3x3=9と計算したい。
ただし、別の計算がしたいことの方が多く、再利用したくない場合の方が多すぎるのが問題です。
で、今回、再利用したいときと、したくないときの違いに思い当りました。
再利用するときは、「=」直後に入力するのは”演算記号”だなと。先ほどの例だと、再利用したい「3」の後には「×」を入力する。 逆にしたくないときは、新しい式を入れるので、”数字”から入れ始めます。 つまり、”演算記号”なら再利用し、”数字”なら再利用しないようにすればいい。 細かくいうと、%...
2017年3月16日木曜日
17:00 by 部長No comments
ハマったことシリーズ No17.
今回は、Swiftでの開発で文字コードを文字に変換するという細かい話です。
文字コードから文字へ変換する場合、 "\u{2665}"という記述で文字コードを指定します。
これは知っていたのですが、はじめて実際に使いました。 そこでドハマリしました。
なぜか、思った文字が出ない。
原因は…
\u{nnnn}は 0xとかつけなければ10進数かと思っていたのです。 強制的に16進数だったとは!
いや~ お恥ずかしいw...
2016年11月25日金曜日
10:33 by 部長No comments
Apple Watchについては下記のような意見をよく目にします。実際に使われてのコメントなので、正直な感想だと思います。
"iPhoneがあればWatchは不要。通知もiPhoneで見ればいいし。"
"iPhoneを運べないようなきついスポーツ用に単体で使えるアプリない現状ではWatchは無意味。"
ただ、万人がそうだと断定しているように読めるのが気になりましたので、違う意見を書いておきたいと思います。
前提
前提として、Apple Watchが役に立つかどうかは、生活スタイルによるところが多いのではないでしょうか?
特に、公共交通機関の乗り降り、乗り換えを含む、徒歩移動が多いか少ないかではないかと。 仕事中も殆どずっと自席に座っていると、仕事中はPCだけでも充分かもしれません。
通勤
私の場合は、1回乗り換える電車通勤があり、電車内だけでなく徒歩移動中もかなりの人口密度になります。
そのような時は、Watch+Y!乗換案内で、都合のよい電車に乗るのに急ぐべきかが分かるのは、とても便利です。おかげで急いだのに、途中駅どまりの電車だった といった残念なことが防げています。
これにいちいちiPhoneを鞄やポケットから出していると、急げないし、急いでそれをすると危険です。時刻を確認する程度の動作でできるのがポイントです。
仕事中
仕事中も1日3~5回の会議があります。会議室の数も数十室あり、PCや飲み物をもって移動することになります。
こちらも要点はさきほどと同じです。ここで使うのはWatch+Outlookです。会議だ!と席を立ってから、会議室はどこか?をサクッと知りたいのです。PCなどで手が塞がっているので、iPhoneを出して起動するのが面倒なんです。
(立つ時に見たはずの会議室を覚えてないという短期記憶の悪さが原因の気もしますがw)
通知は、緊急さでアプリ毎にOn/Offすると結構便利です。
PCには仕事系は全部、iPhoneにはほぼ全部、Watchには緊急度の高いものだけが通知するように設定しています。 そうすると、集中しているときでも、通知を今すぐ見るべきかが分かります。
休日のおでかけ
iPhone運べない程の...
2016年11月4日金曜日
17:57 by 部長No comments

また新しいアプリをストア公開しました。 タイマーアプリです。
今回は、このアプリのメイキングオブ的なお話です。
実は、はじめからタイマーアプリを作りたかった訳ではないのです ^^;;
別なアプリを考えている時に、数字の入力方法の新しいUIを思いつきました。
新しいUIというのは、ボタンです。 タップするとボタンに書かれた数字が入力できます。 そして、ドラッグすると大きくなり、大きくなるにつれて、入力できる数字も大きくなります。 その状態で指を離すと その時の数字が入力されます。
あまり見たことがない操作方法なので、ドラッグ&リリースとか勝手な名前を付けています。^^;;
先ほどのアプリ自体は、行き詰ったというか、少し飽きてほったらかしです。(最近、そのパターンが増えましたww)
でも、このUIを試してみたくて、簡単に作れそうで、数字の入力が主であるモノとしてタイマーを思いついたという次第です。
流石に、これだけでは...
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